福島県内の火災、21年は598件 前年比104件増、死者28人

 

 福島県内で昨年発生した火災件数(速報値)は598件(前年比104件増)、失火が原因とみられる火災による死者は28人(同10人増)で、過去10年間で件数、死者数が最少だった一昨年をいずれも上回った。住宅火災は前年比54件増の195件。県が13日までに発表した。

 県消防保安課によると、失火が原因とみられる死者のうち、65歳以上は23人。住宅火災の死者数は24人で、11月が5人で最多。月別の出火件数は、3月が85件で最も多く、2月の84件、4月の72件が続いた。最少は9月の24件だった。

 消防本部別では、郡山が112件で最多。いわき市の77件、会津若松の75件、福島市の72件と続いた。南会津の11件が最も少なかった。

 同課は、住宅用火災警報器の設置で逃げ遅れを防げたケースなどもあるため、火災被害防止のために警報器の設置などを呼び掛けている。