郡山市中央図書館が一部再開、福島県沖地震で被災 11カ月ぶり

 
約11カ月ぶりの再開を翌日に控える中央図書館=12日

 郡山市は13日、本県沖を震源とする昨年2月の地震被害で休館していた中央図書館を約11カ月ぶりに一部再開した。利用は1階北側のエリアに限るものの、休館前とほぼ同じ約41万冊の蔵書や約5200枚のDVD、CDの貸し出しなどに対応する。全面再開は4月中を見込んでいる。

 1階北側には約15万冊の蔵書があり、残る約26万冊は検索システムなどで借りられる。新聞や雑誌の閲覧、利用カードの発行、音楽配信サービスのID、パスワードの発行などができる。

 1階南側のこども図書館は工事が終了しておらず、再開した北側エリアに蔵書を移す。参考図書や郷土資料が閲覧できる2階、視聴覚ホールや自習室がある3階も当面は使えない。トイレは3階を除き利用不可。

 図書館は建物南側の柱や壁が損傷し、地震の翌日から休館が続いていた。市は中央公民館に臨時窓口を設けて一部の蔵書を貸し出すとともに、昨年10月から約2億9200万円をかけて修繕を進めてきた。市は再開前日の12日、館内の様子を報道陣に公開した。

 4月末までの開館時間は午前9時30分~午後6時。土、日曜日、祝日は閉館が1時間早まる。月曜日と月末の整理日は休館となる。