商品開発にいわきの力結集 「お弁当・お総菜大賞」受賞のマルト

 
「お弁当・お総菜大賞」での7商品受賞を喜ぶ関係者ら

 全国スーパーマーケット協会の「お弁当・お総菜大賞2022」を受賞したマルト(いわき市)の商品開発には、生産者や料理人、高校生など多くの地元関係者が関わっている。同社が12日にいわき市で行った会見では、関係者が開発に込めた思いを語り、地元産品のさらなる振興を誓った。

 同社では生産者や料理人自治体と連携した「いわき愛」、「地元高校生商品開発」、マルトの薬剤師や管理栄養士が商品監修する「福幸(ふっこう)」の3プロジェクトなどで商品開発に取り組んでおり、今回の受賞につながったという。

 最優秀賞の「ズバサン海老アボガド」は、同市のイタリアンカフェダイニング「スタンツァ」の北林由布子さんが監修。磐栄アグリカルチャー(いわき市)が植物工場で生産するフリルレタスや阿部製粉(郡山市)の小麦粉を使用した。

 また、優秀賞を受賞した「常磐もの かつおのカツ重」は、小名浜海星高水産クラブ調理チームとの共同開発商品。いわき近海で取れたカツオを使用しており、小野明奈部長(3年)と佐治亜美副部長(2年)は「多くの人に常磐ものの魚を食べてほしい」と声を合わせた。

 千葉伸一郎市農林水産部長は、地元の農水産物を使用した商品開発をたたえ「担い手不足の解消にもつながる」と期待を込めた。