会津坂下で2年ぶり大俵引き 「コメの値が上がる」東に軍配

 
大俵を引き合う引き子=14日午後、会津坂下町

 約400年の伝統を受け継ぐ会津坂下町の坂下初市・奇祭大俵引きは14日、町役場周辺で行われた。コメの相場を占う大俵引きでは、下帯姿の引き子が東西に分かれて大俵を引き合い、東(上町、紅組)の「コメの値が上がる」に軍配が上がった。

 大俵引きの実施は2年ぶり。新型コロナウイルスの感染症対策として、引き子は会津地方在住者に限定し、人数を減らしてマスク着用で臨んだ。

 坂下初市は、会津を治めた蒲生氏郷時代にこの地で市の開催が許可されたのが始まりとされる。14日の市を「初市」として大俵引きが始まった。大俵は長さ4メートル、高さ2.5メートル、重さ5トンあり、東が勝つとコメの値が上がり、西(下町、白組)が勝つと豊作になるとされる。今回は感染症対策のため一本勝負で争った。