「にほんまつ城報館」4月9日開所 歴史・文化、観光発信拠点

 
二本松の歴史・文化、観光の発信拠点として9日に開館するにほんまつ城報館

 二本松市の歴史・文化、観光の魅力を発信する新拠点「市歴史観光施設(愛称・にほんまつ城報館(じょうほうかん))」は9日、同市の県立霞ケ城公園前にオープンする。国指定史跡「二本松城跡」を核に、観光客の市内周遊の拡大などに期待が高まる。

 鉄骨鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は約1750平方メートル。1階に二本松城跡や二本松藩の史料などを展示する「二本松歴史館」、2階に観光情報を提供する「にほんまつ観光情報館」を整備した。総事業費は約17億円。歴史館は、二本松築城の歴史や二本松藩丹羽氏の城下町整備などを解説する有料展示をはじめ、石垣などの映像を映す全周囲型サラウンドシアターの「二本松城ガイダンス室」などが目玉となっている。

 9日は現地で、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、同市ゆかりの武将「安達藤九郎盛長」を演じる俳優の野添義弘さんをゲストに招いて開館式が行われる。

 併せて開館記念として、盛長の人物像に迫る企画展が5月8日までの日程で開かれ、盛長と伝わる座像などを初展示する。また「鎌倉殿の13人」の衣装などを展示する全国巡回展も9~15日に開かれる。