東北新幹線、4月14日全線再開 1カ月ぶり、予定前倒し
JR東日本は14日、最大震度6強を観測した先月16日の地震の影響で最後まで区間運休が続いていた東北新幹線の福島―仙台の運転を再開する。全線再開は約1カ月ぶりで、当初20日前後としていた予定を前倒しした。当面は郡山―一ノ関で最高速度を平常時の半分の160キロに落として徐行運転し、本数も通常の8割程度の臨時ダイヤとなる。
JR東によると、臨時ダイヤで徐行運転をする影響で、所要時間は東京から仙台まで約30分、盛岡まで約1時間、それぞれ長くなる。速度や本数が通常ダイヤに戻るのは春の大型連休以降になる見通しだが、復旧工事の進捗(しんちょく)状況で前倒しする可能性もある。
東北新幹線は地震により、やまびこ223号が宮城県の白石蔵王駅付近で脱線。電柱や土木設備など約1000カ所に被害があり、那須塩原―盛岡で運休。その後、復旧が進んだ区間から順次運転を再開した。全線再開に約1カ月半を要した2011年の東日本大震災に次ぐ長期運休となった。
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