金山・旧三更集落の観音堂、雪で倒壊 「霧幻峡の渡し」散策コース

 
(写真上)倒壊前の観音堂=2020年ごろ(星賢孝さん撮影)(写真下)冬の豪雪で倒壊したとみられる観音堂=12日

 金山、三島両町を流れる只見川の観光用乗船「霧幻峡(むげんきょう)の渡し」で、散策コースとなっている金山町の旧三更(みふけ)集落の観音堂が倒壊していたことが13日、分かった。町や付近住民らによると、豪雪が原因とみられる。

 観音堂は、50年以上前に廃村となった旧三更集落にあり、約300年の集落の歴史をたどることのできる貴重な建造物の一つだった。付近住民らが11日、観音堂が押しつぶされているのを確認したという。

 観音堂は集落の「パワースポット」としても注目されていて、奥会津郷土写真家の星賢孝さんは「観音堂が失われたことは誠に痛切の極み。復旧に向けて歩みを進めたいと思っている」と支援を求めている。霧幻峡の渡しは冬期間の休業を経て、23日からの営業再開に向け準備を進めている。