福島県、新型コロナ595人感染 3カ月ぶり重症者ゼロに

県は15日、県内で新たに595人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。14日に判明した。23日ぶりに前週の同じ曜日の確認数を下回ったが、600人近くの陽性者が確認されており、県は感染防止対策の徹底を呼びかけている。県内の感染確認は延べ4万4454人となった。
県によると1月8日以来、約3カ月ぶりに重症者がゼロとなった。14日時点で249人が入院しており、病床使用率は33.5%。601人が宿泊療養中で、4517人が自宅療養している。療養先調整中の267人を含めた療養者は計5634人。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」の患者は46人で、累計は1621人となった。14日までに494人の療養が解除された。
595人の内訳は郡山市204人、いわき市104人、福島市59人、会津若松市47人、須賀川市27人、二本松市19人、白河市15人、田村市11人、玉川村10人、喜多方市、猪苗代町、会津美里町、三春町各9人、南相馬市7人、本宮市と石川町各6人、西郷村5人、伊達市と会津坂下町各4人、相馬市、大玉村、矢祭町各3人、鏡石町、磐梯町、泉崎村、矢吹町、平田村、小野町各2人、川俣町、天栄村、下郷町、北塩原村、棚倉町、塙町、浅川町、古殿町、楢葉町、富岡町各1人。363人の感染経路が不明となっている。
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