駐車場に太陽光発電配置 自家消費型、喜多方・マツモト社

 
マツモトプレシジョンに設置されたソーラーカーポート

 クリーンエネルギー事業などを手掛けるバンプージャパン(東京都)は、精密機械部品製造のマツモトプレシジョン(喜多方市)の駐車場に太陽光発電を配置した「ソーラーカーポート」を整備した。電気を利用する事業者と発電事業者間で電力販売契約を結ぶ「PPAモデル」で運用する。発電した電力は全てマツモト社に供給される。バンプー社によると、自家消費型ソーラーカーポートとしては国内最大規模。15日、マツモト社で完成式が行われた。

 ソーラーパネルは韓国製で、縦174センチ、横103センチのパネルを1975枚設置した。投資額は1億5000万円。1.5メートルの積雪に耐えられる強度という。

 発電出力は最大426.7キロワットで、マツモト社の社屋に設置しているパネルと合わせ671.5キロワットを発電する。工場の消費電力を最大約6割、年間平均で約2割を賄うことができる。一般家庭の約168世帯分の消費電力量に相当し、年間約450トンの二酸化炭素(CO2)を削減することができるとしている。

 駐車場には、発電した電力を電気自動車に利用できる充電設備も整備した。

 マツモト社は今月、非化石証書を購入。使用電力を100%再生可能エネルギーで賄う「RE100」を達成した。これにより年間約3700トンのCO2を削減できるという。松本敏忠社長は「降雪地域でも太陽光発電が有効活用できることを証明できた。持続可能な社会づくりを発信していきたい」と話した。

 完成式では松本社長とバンプー社の井土光夫社長、遠藤忠一喜多方市長らがテープカットした。