伊達に建設予定の認定こども園、運営事業者が辞退申し出

 

 伊達市が同市保原町上保原に民設民営で建設予定の認定こども園「高子北こども園」(仮称・定員126人)について、県北地区の設置・運営事業者から辞退の申し出があったことが15日、市などへの取材で分かった。開園が遅れる可能性があり、市の担当者は「開園に向けて最善を尽くしていきたい」としている。

 辞退した事業者によると、昨今のコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻の影響で、木材や鉄鋼など建築資材の価格が高騰して資金調達が困難になったため、3月末に辞退を申し出たという。

 事業者は「当初の積算より2億円以上多くかかることが想定される。国や市の補助金を使っても負担が大きく、やむを得ない決断だった」としている。

 市は保原地区の保育需要の増加に対応するため、2024年4月の開園を目標に、高子駅北地区に認定こども園の整備を進めていた。

 市は再度、公募を実施する方針で時期を調整している。このほか同市では、同市保原町に本年度開園予定だった「保原認定こども園」(仮称)でも別の事業者が昨年12月に撤退。3月に新しい事業者が決定し、24年4月までの開園を目指している。