歌で元気に...若松の87歳楽器奏者 5曲作詞、高齢者施設に贈る

 
自宅でアコーディオンを手にする斎藤さん

 アコーディオン奏者として、会津の高齢者施設で慰問活動を続ける会津若松市の斎藤義明さん(87)は、新型コロナウイルス下で施設を訪れる機会が激減したことから、利用者を元気づけようと新たに作詞し、これまで慰問した中から9施設に寄贈した。

 斎藤さんは、アコーディオンの師匠である故佐瀬献吉さんと互いの名前を冠した「ヨシケンバンド」を結成、これまでに960回慰問を重ねてきた。

 アコーディオンを携えて施設を訪れ「伴奏役として来たから、あんつぁま、姉さま、おおいに歌ってくなんしょ」と語りかけ、童謡や唱歌などを披露、会場を盛り上げてきた。

 懐かしい曲を泣きながら歌う多くの高齢者を見て「歌の力はすごい」と実感したという。

 新作の歌詞はヤマガラやコガラ、シジュウカラなど鳥の種類を歌う「バードソング」など5曲。各施設に歌詞を印刷して配布しており、好きな童謡や唱歌、民謡などの曲に合わせて自由に口ずさんでほしいとしている。斎藤さんはコロナ収束を願い「次に訪れる日まで元気でいてほしい」と施設の利用者に呼びかけている。