「福島空港」利用者、コロナ前の4割 21年度、2万8895人増

 

 福島空港の2021年度の利用者は9万7250人で、前年度と比べて2万8895人増えた。県によると、新型コロナウイルスに伴う欠航や減便が減ったことが増加の要因だが、19年度と比べると利用者は4割程度にとどまっており、コロナ禍の利活用促進が課題となっている。県が18日発表した。

 県によると、国内定期線利用者は9万5247人(前年度比2万8876人増)で、大阪線は7万2991人(同1万8817人増)、札幌線は2万2256人(同1万59人増)だった。チャーター便は前年度と比べて14便増の38便が運航し、1806人が搭乗した。国際チャーター便は2年続けてゼロだった。

 20年度は新型コロナの感染拡大により、国内定期線の運休や減便が相次いだが、21年度は10月から一部の日を除き全便が運航。また、アイベックスが昨年7月16日~11月末に札幌線を1日1往復運航したことで、前年度を上回る実績になったという。

 コロナ禍前の利用者は毎年25万人前後で推移していた。県は本年度、乗り継ぎ利用の促進に向けた返金キャンペーンや、レンタカー代の補助事業を展開し、利用者増を目指す。