最大規模の津波、洪水を想定 いわき市がハザードマップ改定

 

 いわき市は、東日本大震災や東日本台風を上回る最大規模の津波、洪水を想定し、防災マップと津波ハザードマップを改定した。津波は震災時を6.33メートル、現行計画を4.8メートル上回る最大14.9メートル、浸水区域は震災時の約2倍の約3600ヘクタールと推定、河川洪水では東日本台風の約8.5倍の約1万800ヘクタールの浸水を想定した。19日、市が発表した。

 県が公表した津波浸水想定や土砂災害警戒区域の新たな箇所指定を受け、いずれも約7年ぶりに見直した。

 大震災以上の地震や1000年に1回程度の大雨など、想定し得る最大規模の被害に基づき作製した。

 津波の浸水想定は、河川遡上(そじょう)に伴い四倉町や小名浜を中心に区域を広げた。河川洪水の浸水区域は、現行計画と比較しても1.7倍となり、東日本台風で大きな被害が出た夏井川水系では約5000ヘクタール、鮫川水系は約1500ヘクタールを推定した。マップは5月中に対象世帯に配布、一般公開する。

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