福島県で新型コロナ693人感染 「BA・2」86%、置き換わり進む

 

 県は21日、県内で新たに693人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。20日に判明した。過去3番目の多さ。県内では感染流行の主流となっているオミクロン株から、より感染力が強いとされる派生型「BA・2」への置き換わりが進んでおり、感染流行の「第7波」にある。

 県は、新型コロナウイルスオミクロン株の派生型「BA・2」への置き換わりを巡り、10日時点で県内の感染者の86%がBA・2に置き換わっているとの厚生労働省の推計割合を公表した。

 県衛生研究所などが11~17日に実施したゲノム解析では、オミクロン株の検体171件のうちBA・2は70件で、割合は約41%だった。県によると、検体の採取や輸送に時間を要するため、解析結果は過去の状況が反映されている。県の担当者は「今後、国の推計値に近い状況まで置き換わるとみられる」としている。

 また、県が21日発表した県内の感染状況では、20日現在の入院者は重症2人を含む223人で、病床使用率は30%となっている。507人が宿泊療養中で、4290人が自宅療養している。療養先調整中の444人を合わせた療養者は計5464人。

 1日の感染確認は7日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染確認は延べ4万7623人。20日に判明した693人のうち、保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」の患者は31人で、累計は1762人となった。

 市町村別の内訳は、郡山市202人、いわき市152人、会津若松市67人、福島市61人、須賀川市47人、喜多方市14人、猪苗代町13人、会津美里町11人、二本松市10人、相馬市と本宮市が各9人、西郷村と矢祭町が各8人、白河市と湯川村が各7人、伊達市、石川町、小野町が各6人、田村市5人など。451人の感染経路が分かっていない。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況