福島県で新型コロナ649人感染 月別最多を更新、3人死亡

 

 福島県は23日、県内で新たに649人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。22日に陽性と判明した。4月の感染確認は1万2414人となり、月別で最多だった3月の1万2003人を約3週間で上回り、感染再拡大に歯止めがかかっていない。また新型コロナに感染して県内の医療機関に入院していた70代、80代、90歳以上の男性各1人が4月上旬までに死亡したとも発表、県内での死亡者は計206人となった。

 県によると1万2414人のうち、10歳未満が2573人、10代が2118人と約4割を占め、依然として若い世代を中心に新規感染者が増え続けている傾向にある。県は5月15日までを重点対策期間と位置付け、子どもの感染防止に向けて各家庭での体調確認の徹底などを呼びかけている。

 649人の市町村別内訳は、郡山市179人、いわき市128人、福島市67人、会津若松市58人、須賀川市40人、二本松市21人、白河市16人、相馬市15人、喜多方市、西郷村各10人、鏡石町9人、本宮市、猪苗代町、会津坂下町、三春町各7人、南相馬市、楢葉町各6人など。このうち398人の感染経路が分かっていない。

 22日判明分のうち、保健所の医師の判断で感染者とみなす「みなし陽性」は31人で計1825人となった。

 22日現在の入院者は重症2人を含む240人で、病床使用率は32.3%。473人が宿泊療養、4349人が自宅療養中で、423人の療養先を調整している。県は22日までに629人の療養を解除した。

 伊達、1人取り下げ

 県は23日、新型コロナウイルス感染患者のうち、7日公表分の伊達市の20代女性について重複して計上していたため、感染確認を取り下げると発表した。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況