男児に使用済み注射器を誤って刺す 郡山市、新型コロナワクチン

 

 郡山市は23日、市内の医療機関で22日に行った新型コロナウイルスワクチンの個別接種で、同市の10歳未満の男児1人に、誤って使用済みの注射器を刺すミスがあったと発表した。現時点で男児の体調に異変はなく、市と医療機関が経過観察を続ける。

 この医療機関は男児と、先に同じ注射器を使った11歳未満の男児の血液検査を実施した。結果は25日に判明する見通し。

 市によると、この医療機関では看護師が1人分のワクチンをトレーに入れて準備をすることになっていたが、看護師が男児の前に接種した別の男児の対応に追われて部屋を退出。医師がトレーに置かれたキャップ付きの使用済み注射器を新しいものと思い込み、打ち間違ったという。

 医師が男児に注射器を刺したところ、空のため注射器を押せなかったことからミスに気付いた。保護者に説明をした上で、改めて男児にワクチンを接種したという。医療機関は今後、使用済み注射器をすぐに廃棄するなど再発防止対策を徹底する。