消防司令補、殺人未遂疑いで逮捕 白河、知人女性の首を絞める

 

 知人の20代女性を殺害しようとしたとして、白河署は25日午前0時55分ごろ、殺人未遂の疑いで福島市方木田字赤沢、白河地方消防本部消防司令補で県消防学校に派遣されている男(39)を現行犯逮捕した。女性は病院に搬送されたが命に別条はなかった。

 逮捕容疑は、白河市内のアパートの駐車場で女性の首を両手で絞めて殺害しようとした疑い。同署などによると、男は女性に馬乗りになって首を絞めていたという。事件直前に被害女性が110番通報していたため、警察官が現場に駆け付け、現行犯逮捕した。男は容疑を認めているという。同署が動機などを調べている。

 県消防学校派遣、警防の担当教官

 県や白河地方消防本部によると、男は2005(平成17)年に同本部に採用された。21年4月1日から県消防学校に派遣され、警防の担当教官として消防職員や消防団員に対する教育訓練を行っていた。派遣される前は白河消防署などに主に救助隊として勤務しており、勤務態度に問題はなかったという。

 同消防本部の内山誠消防長は「職員に対し再度、綱紀粛正と指導徹底を行う」とコメントした。同消防本部は今後、事実確認を行い、懲戒委員会を開いて処分を決定する方針。

 事件を受け、県は会見を開き、伊藤智樹危機管理部政策監が「信頼を著しく失墜させるものであり、深くおわび申し上げます」と述べた。