阿武隈急行「梁川-槻木」運転再開 福島-梁川は見通し立たず

 
梁川―槻木間の運転を再開した阿武隈急行の槻木方面に向かう一番列車。後方は阿武隈川=25日午前5時25分ごろ、伊達市梁川町舟生

 阿武隈急行(伊達市)は25日、梁川―丸森(宮城県丸森町)間の運転を再開した。3月の本県沖地震の影響で一時福島―槻木(宮城県柴田町)間の全線で運休していたが、18日に丸森―槻木間で運転を再開しており、この日梁川―槻木間がつながった。28日まで、速度を落とし朝夕の臨時ダイヤで運行する。同線を乗り継いで仙台に向かうという30代男性は「車を持っていないので、電車が再開してうれしい」と話した。

 一方、通勤・通学者の利用が多い福島―梁川間は線路やホームなどの被害が大きく、5月末までの運休が決定している。6月以降の見通しも立っていない状況といい、担当者は「沿線の利用者にとって大事な交通の足。一日も早い復旧を目指している」と述べた。同区間は平日の朝夕の通勤・通学時間帯に代替バスを運行している。