極真館2代目館長就任 石川の岡崎寛人さん「生きる力育みたい」

 
「生きる力を育みたい」と話す岡崎さん

 石川町の岡崎寛人さん(61)が、極真空手道連盟極真館の2代目館長に就いた。岡崎さんは「伝統的な教えを受け継いでいかなければという責任を感じている。ただ体を鍛えるだけではなく、生きる力を育みたい」と話した。

 極真館は国内に45支部、世界70カ国に190支部を持つ世界有数の空手団体。故大山倍達氏が創始した極真空手を盧山初雄氏が継承して創設した。岡崎館長は中学生の時に極真空手を始め、首席師範などを歴任。長年教員も務め、3月に玉川中校長を定年退職し、4月17日に館長に就任した。

 岡崎さんは「自分を鍛え、痛みを知ることで人と仲良くできる『武道教育』と、勝ち負けに関係なく、今できる最善を尽くす『武道空手』の二つを大切にしたい」と抱負を語る。

 コロナ禍で大会中止が相次いでいるが、会員は増えているといい、「大会の成績ではなく、日々の練習こそが大切という武道の精神が浸透している」と歓迎する。海外での人気も高く、練習の様子を動画で送ってきて教えを請う門下生も多い。「感染症が収束したら、海外から人を呼び込んだり、海外に子どもたちを連れていくなど国際交流を再開したい」と意欲を示す。