若松市元副議長、役所名義の公文書作成 市民に手渡す

 

 会津若松市議会の副議長を辞職した樋川誠市議(57)=4期、公明=は27日、市議会各派代表者会議で、市道路課名義の公文書を作成し、市民に手渡していたと報告した。

 樋川氏によると、今年1月、除雪業者が市内で除雪作業中に民家のブロック塀を破損した。除雪業者が3月、ブロック塀所有者に説明なく修繕したため、所有者は経過を明確にしてほしいと樋川氏に相談した。樋川氏は市道路課に調査を依頼。同課の担当者から口頭で説明を受けた内容を道路課の名義で文書にまとめ、所有者に手渡した。所有者から道路課に文書の内容に関する問い合わせがあり、樋川氏が公文書を装って文書を作成していたことが発覚した。

 樋川氏は「(業者に対する)相談者の怒り、不安を感じたため、安心してもらうには行政からの文書が必要と考えた」と釈明し「極めて軽率だった。猛省しておわび申し上げる」と謝罪した。市議の辞職については「支持者、後援会と協議したい」と述べるにとどめた。