タイヤ製造に水素活用 住友ゴム工業、白河工場で実証実験へ

 
「安全に建屋が完成することを願う」とあいさつする山下執行役員

 住友ゴム工業は二酸化炭素(CO2)の排出量削減に向け、水素エネルギーを活用する水素実証実験設備を白河市の白河工場に整備する。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の協力を受け、水素で生み出した熱や圧力を利用してタイヤなどを製造する。来年1月の稼働を目指している。

 県内で製造された水素を運ぶトレーラー用の建屋や水素をエネルギーに変換するボイラーなどを敷地内に整備する。

 整備により工場で消費されるエネルギーの数%が水素に置き換わるとしており、水素の地産地消やCO2排出ゼロモデルの構築につなげるという。

 このほか、第1駐車場にカーポート式の太陽光発電設備を設置する。年内に完成予定で、来年1月の稼働予定。発電した電力は工場で使用する。

 27日、現地で新築安全祈願祭を行い、山下文一執行役員が「安全に建屋が完成することを願う」とあいさつした。