福島県で新型コロナ463人感染確認

 

 県は28日、県内で新たに463人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。27日に判明した。1日の感染確認数は4日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染確認は延べ5万1179人となった。

 市町村別の内訳は、郡山市112人、いわき市90人、会津若松市49人、福島市45人、須賀川市42人、相馬市14人、白河市10人など。276人の感染経路が分かっていない。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」の患者は29人で、計1929人となった。27日現在の入院者は重症2人を含む252人で、病床使用率は33.9%。465人が宿泊療養中、4332人が自宅療養している。療養先調整中の237人を合わせた療養者は計5286人となっている。27日までに511人の療養を解除した。

 本宮の1人取り下げ

 県は28日、新型コロナウイルス感染者のうち、27日公表分の本宮市の30代女性1人について、再検査した結果、陰性となったため感染確認を取り下げると発表した。

 知事「連休中、慎重な行動を」

 内堀雅雄知事は28日の県感染症対策本部員会議で、大型連休期間中に人の動きが活発になることで感染拡大のリスクが高まるとして、慎重な行動を取るよう改めて呼びかけた。

 内堀知事は旅行や外出の際に、移動先の感染情報を十分に把握した上で、慎重に判断するよう訴えた。昨年の大型連休に確認された事例として、親族が帰省して十数人でバーベキューを行い6人が感染したこと、知人4人でゴルフ場に行く車内で長時間密の状態にあり、3人が感染したことを挙げた。「少しでも症状のある場合は外出を控え、移動先だけでなく移動中も感染リスクがあることに注意してほしい」とした。

 その上で「普段の生活とは異なる状況の中で、ちょっとした気の緩みやほんの少しの油断が生じ、感染拡大につながる場合がある」と述べ、基本的な感染対策の徹底と再点検を求めた。県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は「連休中は医療機関が手薄になる。体調変化があった場合は、早めの対応をお願いしたい」と訴えた。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況