白河関の森公園、再整備へ 市が基本構想、歴史や自然生かす

再整備後の白河関の森公園のイメージ
白河市は、同市の国指定史跡「白河の関」に隣接する白河関の森公園の再整備に着手する。28日、歴史や自然の魅力を生かし、公園がある同市旗宿地区一帯の活性化も目指すことを盛り込んだ基本構想を公表した。
同公園は複合遊具や四季折々の花木が楽しめる園路などが整備されており、昨年度は約7.6万人が来場した。しかし、整備から30年以上が経過し、老朽化が進んでいることから再整備に向けた検討を進めていた。
基本構想では、公園利用者や地域住民の意見などを踏まえ、歴史を知り体験できる場とすることや四季を感じ、一日楽しめる公園を中心としたまちづくりなど再整備の方向性をまとめた。
基本構想の策定委員会で委員長を務めた風見正三宮城大理事は「地形を生かした公園はもっとあるべきだと思う。自然を知る体験型の公園を目指す」としている。市は、基本構想を基に本年度中に基本計画を策定、ソフト、ハードの両面から中長期的な整備を目指す。
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