日本酒王子に菊池至さん 4年ぶりコンテスト「二本松盛り上げる」

 
日本酒王子に選ばれた菊池さん(中央)と準王子の鈴木さん(左)、貴公子の北田さん

 4年ぶりに開催された第2回日本酒王子コンテストで、「名酒どころ二本松」を発信する2代目王子に、鍼灸(しんきゅう)師で二本松市の銀の森治療院副院長の菊池至さん(25)=岩手県出身=が選ばれた。4月29日、同市の大七酒造で記者発表が行われ、菊池さんは「二本松の酒を盛り上げられるような王子になりたい」と抱負を語った。

 市内4酒蔵でつくる二本松物産協会清酒部会の主催。県内外の12人から応募があり、女性審査員による面接などで菊池さんのほか、準王子に会津若松市出身の鈴木拓人さん(23)=東邦銀行二本松支店、貴公子に郡山市出身の北田樹さん(26)=好間四小教諭=が選ばれた。3人は、衣装デザイナーの渡辺雅子さんが仕立てた陣羽織などをイメージした衣装を着て発表に臨んだ。

 菊池さんは治療院の開業に合わせて昨年、二本松市に移住。市内4蔵の酒を味わい「どの蔵の酒も飲みやすくておいしい」と魅力を語る。地域に貢献したいとの思いが強く、患者の勧めで応募した。「日本酒を好きな人がもっと増えてくれたらいい。そのためにも各蔵で自分が一番好きな酒をまず見つけたい」と話した。

 鈴木さんは「二本松の地酒は日本一だと誇れる。多くの人に味わってほしい」、北田さんは「身近な友人や家族から二本松の酒のおいしさを知る人を広げたい」と述べた。

 3人の仕事始めは、6月の「二本松酒まつり」(二本松商工会議所主催)になる予定。