福島県コロナ、4月は最多1万5717人 新たに275人感染2人死亡

 

 県は1日、県内で新たに275人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4月30日に判明した。4月の感染確認は1万5717人と月別最多を更新。3月の1万2003人を3000人以上上回り、2月から3カ月連続で1万人を超えた。1日の感染確認は40日ぶりに300人を下回るなど減少しつつあるが、県は「楽観視はできない」としている。県は15日まで県独自の重点対策期間としており、基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。

 また県は、県内の医療機関に入院していた80代の男女各1人が死亡したと発表した。死者は計214人となった。

 県内での感染確認数は延べ5万2170人。月別感染者数は【グラフ】の通り。1万5717人の内訳は、郡山市が4651人と最多で、いわき市が3023人、福島市が1663人。4月は月別最多となる111件のクラスター(感染者集団)が確認された。このうち児童施設が50件で45.0%と最多、次いで学校が21件で18.9%と子どもの感染が多い。県は「チェックリストなどを活用し、感染対策の確認や子どもへの指導をしてほしい」としている。

 275人の内訳は、郡山市79人、福島市36人、会津若松市、いわき市各35人、須賀川市11人など。このうち150人の感染経路が分かっていない。保健所の医師の判断で感染者とみなす「みなし陽性」は18人で、累計は1979人となった。

 4月30日現在の入院者数は重症2人を含む221人。病床使用率は29.7%で、同19日以来11日ぶりに30%を下回った。406人が宿泊療養、3893人が自宅療養しており、自宅療養者が4000人を下回ったのは同8日以来22日ぶり。療養先調整中の117人を含めた療養者は4637人。県は同日までに569人の療養を解除した。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況