音声装置でカラス追い払い...福島駅東口広場、ふん害軽減へ市設置

 
カラス対策のため設置された音声再生装置(下部)とスピーカー(上部)。カラスの鳴き声が定期的に流れている =JR福島駅東口駅前広場

 「県都の顔」である福島市のJR福島駅東口駅前広場でのカラスによるふん被害を軽減するため、福島市は2日、カラスの嫌がる鳴き声の音声を同広場で繰り返し再生して、カラスを追い払う対策を始めた。

 県内初の対策で、カラス対策に取り組む「クロウラボ」(宇都宮市)が開発した音声再生装置「だまくらカラス」を使う。本年度中は、同広場の2カ所に音声再生装置を設置し、スピーカーを通して音声を流す。

 音声はカラスを不安にさせる鳴き声で、警戒心をあおってねぐらの樹木から追い払う仕組み。毎日、午後6時~同9時に音声を再生する。再生時間はカラスの飛来状況や日没時間に応じて変更していく。

 初日に早速音声を流すと、カラスが飛び立って姿を消す時間があった。市によると、最盛期の昨秋、同広場にはカラス約800羽が確認された。市担当者は「新たなカラス対策でふん被害を減らし、駅前のにぎわいづくりにつなげていきたい」と語った。