福島県内の子ども20万人割れ 戦後初、19万8521人

 

 福島県の子どもの数(14歳以下人口、4月1日現在)は19万8521人で、昨年から5099人減少し、戦後初めて20万人を下回った。県が5日の「こどもの日」を前に発表した。減少率は2.5%だった。

 県の総人口179万6497人に占める子どもの割合は11.3%で昨年より0.1ポイント低下。男女別では男子が10万1427人、女子が9万7094人。年齢別では5歳以下が6万9644人、6~11歳が8万3934人、12~14歳が4万4943人となっている。

 県は2020年の国勢調査(10月1日時点)を基に子どもの数を集計した。15年に行われた前回国勢調査時は、富岡町や大熊町など7町村で東京電力福島第1原発事故に伴う避難の影響があったため、推計値がなかった。住民帰還が始まった楢葉、富岡、浪江、葛尾、飯舘の5町村の子どもの数と割合を避難指示の解除後、初めて公表した。昨年は国勢調査実施の翌年だったため、子どもの数の公表はなかった。

 市町村別で人口に対する子どもの割合が最も高かったのは大玉村の14.7%で、西郷村13.7%、鏡石町13.5%と続いた。最も低いのは飯舘村で0.2%。次いで浪江町4.3%、金山町4.4%だった。県によると国勢調査と住民移動データから算出しているため、実際の状況とは、ずれが生じるケースもあるという。

市町村の子どもの数