四倉「神輿渡御」3年ぶり復活 トラックに載せ10キロ巡る

 
四倉地区を巡る神輿にさい銭を投げ入れる住民ら

 福島県いわき市四倉町の四倉諏訪神社は4日、例大祭に合わせ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で見送っていた神輿渡御(みこしとぎょ)を3年ぶりに復活させた。担ぎ手が密集するのを防ぐため、トラックに神輿を載せて四倉地区内を巡った。

 神輿渡御は江戸時代後期から続く伝統行事で、大漁や地域の安全を祈って行われてきた。今年は諏訪、羽黒、安波の各本神輿など5基の神輿をそれぞれトラックに載せ、神社を出発した。

 各神輿は四倉築港やJR四ツ倉駅前など地区内の約10キロを通った。道路の両脇には住民らが集まり、紙に包んださい銭を投げ入れる姿が見られた。神輿渡御を見守った鈴木宣之宮司(36)は「今年は神輿を出すことができ、地域の皆さんが喜んでくれて良かった。コロナ禍の地域が少しでも元気になってほしい」と話した。