細心配慮の住宅整備へ 浪江・津島地区、町と担当2社が連携協定

 
協定書に署名した(左から)根本支店長、吉田町長、石田社長

 浪江町は、津島地区の特定復興再生拠点区域(復興拠点)に町再生賃貸住宅を整備する積水ハウス、双葉不動産建設の2社と連携協定を結んだ。津島に帰還、移住する住民が暮らしやすく、コミュニティーを構築できるような設計を施し、津島の復興再生に協力して取り組む。

 町は、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域となっている津島地区の復興拠点の避難指示解除を目指し、住民が生活再建できる平屋10戸(3LDKが8戸、2LDKが2戸)を整備する。来年1月末の完成を目指す。

 住宅は住民がコミュニティーを構築しやすいよう全棟にウッドデッキを設けたり、住宅群に広場を配置する。寒冷な津島の気候に対応するため、住宅には高い断熱性能を施す。太陽光発電を活用した給水システムも導入する予定。

 町役場で4月27日に協定締結式が行われ、吉田数博町長、積水ハウス東北シャーメゾン支店の根本遵支店長、双葉不動産建設の石田慎一社長が協定書に署名した。根本支店長は「住民が交流しやすく、断熱性能を上げるなど住民が過ごしやすい住宅を整備したい」と話した。