南米発音楽教育の成果 相馬で音楽祭開幕、小中高生が合唱披露

 
振り付けを加えながら歌う相馬子どもコーラスのメンバー

 南米発の情操教育プログラム「エル・システマ」を通じて音楽を学んだ児童生徒が成果を発表する「子ども音楽祭」が7日、相馬市民会館で開幕した。初日は小中学生と高校生でつくる相馬子どもコーラスが合唱を披露し、伸びやかな歌声を響かせた。

 エル・システマはベネズエラで始まった音楽教育の手法。日本では、東日本大震災を機に同プログラムを実践する団体「エル・システマジャパン」(東京都)が2012(平成24)年に設立され、同市で無料の音楽教育などに取り組んでいる。

 音楽祭は設立10周年を記念して3月に予定されていたが、震度6強の地震の影響で延期して実施した。ステージでは相馬子どもコーラスが詩人金子みすゞの童謡などを、振り付けを加えて歌い上げた。

 このほか、相馬市の3中学校の吹奏楽部も演奏を披露した。

 最終日の8日は相馬子どもオーケストラ、地元の合唱団エスポワールなどが出演する。入場無料。午後2時開演。