9月24日に3年ぶり「全国新選組サミット」 若松開催は5回目

幕末の京都で活躍した「新選組」を愛する全国の同好会・団体でつくる「全国新選組サミット」は9月24日、会津若松市で「第21回全国新選組サミットin會津」を開く。コロナ禍で開催が見送られ、実施は3年ぶり。7日に準備会が東京都日野市で開かれ、サミット事務局が會津新選組同好会に引き継がれた。
サミットは2004年から新選組ゆかりの全国各地で開かれ、会津若松市での開催は5回目。9月のサミットでは会津稽古堂で著名人による記念講演が行われるほか、関係団体が一堂に会し意見を交わす。新選組屈指の剣客・斎藤一の墓がある同市の阿弥陀寺で「会津新選組まつり」も開き、斎藤一忌法要などを行う。
會津新選組同好会の佐藤功武(よしたけ)局長(66)=会津若松市=は「今年こそ会津開催を実現させる。新選組がより注目されるよう取り組む」と意気込んだ。斎藤一のひ孫に当たる藤田太郎さん(78)=埼玉県=は「多くの方が新選組について考え、話し合ってくれることは意義がある」と会津開催を歓迎した。
土方歳三悼みファンら参列
「新選組の故郷」とされる東京都日野市で7日、新選組副長・土方歳三の命日(5月11日)を前に「土方歳三忌」が行われた。歳三の墓がある石田寺での墓前法要には、土方家の子孫や新選組隊士の子孫、全国のファンら約80人が参列して祈りをささげた。
日野新選組同好会の主催で3年ぶりに行った。土方家の菩提(ぼだい)寺である同市の高幡不動尊でトークショーなども行われ、斎藤一の子孫藤田太郎さんと會津新選組同好会の佐藤功武局長が斎藤一について解説した。市内では、新選組隊士コンテストや天然理心流などの演武も繰り広げられた。
- 福島県、新型コロナ181人感染 いわき33人、福島と郡山各30人
- 津波被害、いわき・江名の防災集団移転跡地 住民有志ら桜植樹
- 「18歳成人」消費者教育手探り 福島県内高校、外部講師など活用
- 内堀知事、新型コロナ感染と判明 無症状、公務復帰時期は未定
- 郡山でクラスター発生 新型コロナ、保育施設で児童5人が感染
- 大波3兄弟取組に熱視線「来場所に期待」 福島駅前広場でPV
- 処理水、東電の設備計画議論へ 5月24日に廃炉安全監視協会合
- 阿武隈急行「保原-梁川」5月23日運転再開 福島-保原6月末
- 休日の福島県内揺れ襲う いわきで震度5弱、民家の裏土砂崩れ
- 側溝ふた盗んだ疑い男2人逮捕 南会津署、署員職務質問で発覚