大橋機産、川内第2工場整備へ 地元で10人程度雇用する見通し

地鎮祭で第2工場の方向性などについて語る大橋社長
建設機械用部品製造の大橋機産(さいたま市)は、川内村の田ノ入工業団地に川内第2工場を整備する。建設機械用油圧ショベルの部品の生産拠点とする方針で、来年1月の完成、同4月の本格稼働を目指す。9日、現地で地鎮祭を行い、工事の安全を願った。
大橋機産は、県内で田村市船引町と川内村に生産拠点を持つ。同社によると、新型コロナウイルス感染拡大時の反動で欧米の建設需要が高まっており、建設機械用部品の引き合いも堅調となっている。生産能力向上のため、川内工場の隣接地に第2工場の建設を決めた。
建築面積は2360平方メートルで、新設により地元から新たに10人程度を採用する見通し。地鎮祭には、遠藤雄幸川内村長らが参加した。大橋匠社長は施主代表のあいさつで、「(工場整備により)田ノ入工業団地と川内村を少しでも盛り上げられるようにしたい」と決意を述べた。
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