小名浜海星高、遠洋実習へ 「福島丸」出港、保護者らが見送る

大勢の保護者や生徒に見送られながら出港する福島丸
小名浜海星高の練習船「福島丸」が10日、本年度最初の遠洋実習に向けて、いわき市の小名浜港を出港した。同港1号ふ頭での出港式では、大勢の保護者や生徒たちが期間中の安全を願い、実習生を見送った。
本年度1回目の実習には、海洋科3年生26人と、専攻科の海洋科と機関科の1、2年生20人ら70人が参加している。実習生らは約50日間の日程で、太平洋の日付変更線付近でマグロはえ縄漁などを行う。6月21日に東京・小笠原に寄港した後、同27日に小名浜港に戻る予定になっている。
式では、斎藤裕昭校長が「互いに協力し、充実した実習にしてほしい」と激励した。実習生代表の吉田隼さん(海洋科3年)は「たくさんの経験と知識を得て、精神的にも成長したい」と決意を述べた。
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