東北新幹線、5月13日通常ダイヤに 速度、本数制限を解除

 

 本県沖を震源とし、最大震度6強を観測した3月の地震で被災した東北新幹線が完全に復旧し、13日から通常ダイヤに戻る。脱線や設備の損傷で一部区間の運休が1カ月近く続き、4月に全線再開した後も本数や最高速度を制限する臨時ダイヤで営業していた。

 東北新幹線は、3月16日深夜の地震により福島―白石蔵王間でやまびこ223号が脱線し、線路や架線などの損傷は県内など約1000カ所に及んだ。JR東日本は車両を撤去し、4月14日に全線で運転を再開したが、応急処置的な方法で修繕した箇所もあり、一部区間の最高速度を通常の320キロから160キロに落として運転していた。このため、所要時間は東京から仙台まで約30分、盛岡まで約1時間長くなり、運行本数も通常の8、9割ほどだった。

 JR東によると、脱線で乗客6人が負傷した。車両を含めた損害は200億円以上で、減収は130億円の見通しという。