2次交通に新たな選択肢...1人乗り小型EV試乗 金山

 
沼沢湖周辺を走る1人乗りの超小型電気自動車「コムス」

 金山町は12日、町内で1人乗りの超小型電気自動車(EV)「コムス」の試乗会を開いた。今秋ごろに予定されているJR只見線の全線再開通に向け、町内の周遊を楽しんでもらうために2次交通の充実を図ろうと、ネッツトヨタ福島からコムス活用の提案を受けて開いた。

 町内には2次交通の一つにレンタサイクルがあるが、自転車では活動範囲が限られる。コムスのような車両を、新たな2次交通の選択肢に加えることを検討する上で、まずは町内の道路状況に適しているかをテストすることになった。

 コムスの運転には普通免許が必要で、通常のコンセントでの充電が可能。町役場駐車場で試乗した押部源二郎町長は「初めて乗ったが、静かで移動に便利」と話した。町職員や町観光物産協会職員は公道で試乗し、霧幻峡の渡しや沼沢湖までの登坂能力やブレーキ性能などの安全面を確認した。

 ネッツトヨタ福島の大沼健弘社長は昨年末に来町し、町と連携した地域貢献活動を展開しようと、町の公共交通の現状や只見線利用後の交通手段などについて意見を交わした。大沼社長は「コムスを走らせることで町の活性化や観光振興につながればうれしい」と期待を寄せた。