子どもたち泥んこ「田植え」挑戦 広野でJFAアカデミー福島

田植えに挑戦するJFAアカデミー福島の子どもたち
広野町の地域住民などでつくる「サポートファミリー」は14日、町内でJFAアカデミー福島の子どもたちを招いた田植え教室を開いた。参加した子どもたちは泥んこになりながら楽しんだ。
サポートファミリーは親元を離れて活動するアカデミーの子どもたちを支援しようと設けられたが、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で活動ができなくなっていた。昨年アカデミー男子の拠点が本県に戻ったことを受け12年ぶりに活動を再開させた。
田植えには子どもたち約40人が参加。サポートファミリーで農家の渡辺正俊さん(73)から教えを受けながら懸命に取り組んだ。9月には稲刈り体験も行う。
参加した広野中1年の中山琉嘉(るか)さん(12)は「とても楽しかった。次の稲刈りが楽しみだ」と笑顔を見せた。渡辺さんは「元気な子どもたちの姿を見ることができてうれしい。これから広野でいろいろなことに挑戦してほしい」と話した。
- 福島県、新型コロナ181人感染 いわき33人、福島と郡山各30人
- 津波被害、いわき・江名の防災集団移転跡地 住民有志ら桜植樹
- 「18歳成人」消費者教育手探り 福島県内高校、外部講師など活用
- 内堀知事、新型コロナ感染と判明 無症状、公務復帰時期は未定
- 郡山でクラスター発生 新型コロナ、保育施設で児童5人が感染
- 大波3兄弟取組に熱視線「来場所に期待」 福島駅前広場でPV
- 処理水、東電の設備計画議論へ 5月24日に廃炉安全監視協会合
- 阿武隈急行「保原-梁川」5月23日運転再開 福島-保原6月末
- 休日の福島県内揺れ襲う いわきで震度5弱、民家の裏土砂崩れ
- 側溝ふた盗んだ疑い男2人逮捕 南会津署、署員職務質問で発覚