「娘ら殺されると思った」 郡山の比国籍女性殺害、被告人質問

 

 郡山市のアパートで昨年7月、交際していたフィリピン国籍の女性=当時(32)=を殺害したとして、殺人罪に問われた同市朝日、建設作業員安住亮吾被告(34)の裁判員裁判第2回公判は17日、地裁郡山支部(小野寺健太裁判長)で開かれた。被告人質問が行われ、安住被告は「女性に『(前妻との)娘らを壊す』と言われ、本当に殺されると思い、興奮状態になって無我夢中で首を絞めた」と述べた。

 安住被告は、事件後に女性のパソコンや携帯電話などを「捨てた」と説明した上で、証拠隠滅の意図については否定した。検察側に、事件後女性に「きょう一日連絡がないけど、どうした?」とのメッセージを送った理由を問われると「自分でも、なぜそのようなことをしたのか分からない」と供述した。

 逮捕後に容疑を否認した理由については「認めたら自分の周りの人に危険が及ぶのではないかと思った」「警察や検察にばかにされるようなことを言われ、むきになって否認した」と述べた。

 次回は18日午前10時から論告求刑公判を行う。