ドローンの衝突回避システム試験 南相馬、動作や安全性確認

 
ドローンが回避する様子。右が衝突回避システムを搭載したドローン(ファーロスター提供)

 小型無人機(ドローン)などの衝突回避システム開発を手がける「FaroStar(ファーロスター)」(東京都)は19日、南相馬市鹿島区の常磐道南相馬鹿島サービスエリア(SA)周辺で、ドローンの衝突回避試験を実施した。同社は将来の移動手段として期待されている「空飛ぶクルマ」への衝突回避システム導入を目指しており、試験ではドローンを空飛ぶクルマに見立ててシステムの動作性や安全性を確認した。

 試験にはドローン2機を使用。片方のドローンに同社が開発した衝突を回避する管制システムを導入し、ルートを自動運航した。飛行中、ドローン同士が近づくとシステムを導入したドローンが人工知能(AI)の判断で、自動で別のルートに移動し、衝突を回避した。

 空飛ぶクルマを巡っては、2025年の大阪・関西万博での実用化が目指されている。ただ、有人ヘリコプターなどほかの航空機と衝突し、重大な事故につながる恐れなどが課題になっている。同社の星尚男代表は「空飛ぶクルマの安全飛行をサポートできるよう、今後も研究を重ねたい」と語った。