福島県、子ども感染防止で具体策 新型コロナ、対策徹底求める

 

 31日までを期限に県が実施している新型コロナウイルス感染症の子どもの感染拡大防止重点対策で、県は20日、施設ごとの感染事例を踏まえた具体的対策を示した。児童関連施設や学校での感染拡大が続いているため、県は対策の徹底を求めている。県感染症対策本部員会議で示した。

 幼稚園や保育所、認定こども園に対しては、合同保育による感染拡大が確認されており、中止・延期や縮小の検討を求めている。合同保育の中止ができない場合の対策として、人数や時間を少なくすることを挙げている。小学校・放課後児童クラブについては正しいマスクの着用や、子ども同士の直接的な接触、遊具を介した接触が多い活動を避けることを推奨している。

 中学、高校の感染事例では、十分な距離を取らずマスクを外した状態での部活動を挙げている。県は部室の短時間使用や、競技用具を共用する際の手洗い徹底を呼びかけている。

 また、大会や練習試合でも感染者が出ているため、井出孝利副知事は本部員会議で生徒に対し「少しでも症状があったら参加しないでください。感染を広げないことが仲間を守ることにつながる」と呼びかけた。