県は２１日、県内で新たに４０１人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。２０日に判明した。１日の感染確認数は７日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染確認は延べ６万１０６８人。

　２０日現在の入院者は２０４人で、病床使用率は２７．５％と、１２日以来約１週間ぶりに３０％を下回った。重症者はいない。４３５人が宿泊療養、３５６４人が自宅療養しており、療養先調整中の１５９人を合わせた療養者は計４３６２人。２０日までに５４０人の療養を解除した。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は１０人で、計２２０９人となった。

　４０１人の市町村別内訳は郡山市７１人、いわき市６６人、福島市６３人、伊達市２６人、会津若松、須賀川両市が２３人、相馬市１６人、二本松、南相馬両市が１３人、田村市１１人、白河市１０人、棚倉町８人、南会津町６人、猪苗代町５人など。２２８人の感染経路が分かっていない。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況