わらじおどり、準備万端 東北絆まつりへリハーサル

東北絆まつりに向けて踊りや演奏などを確認する参加者
秋田市で28、29の両日開かれる東北絆まつりに向け、福島わらじまつり実行委員会は21日、福島市で最後の全体リハーサルを行った。
実行委のメンバーや、福島学院大の学生ら約65人が参加した。「わっしょい!わっしょい!」のかけ声とともに、太鼓の音頭や笛の音色に合わせてわらじおどりや演奏などを確認した。
パレードは秋田市八橋運動公園「ソユースタジアム」で行われる。本番は約130人が参加し、全長約12メートルの大わらじを担ぐなどして本県の復興をアピールする。小河日出男委員長は「復興への感謝の思いと福島の魅力が伝わるようなパレードにしたい」と意欲を語り、わらじの担ぎ手として参加する福島学院大2年の吉田涼太さん(19)は「パレードを盛り上げられるように頑張りたい」と話した。
わらじおどりは、福島わらじまつりの50回の節目に合わせ、2019年に曲調や踊り、衣装を刷新している。福島市ゆかりの音楽家・大友良英さんが総合プロデュースした。
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