子どもの重点対策延長へ 福島県内新型コロナ343人感染

 

 県は25日、県内で新たに343人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。24日に判明した。1日の感染者は前週の同じ曜日を11日連続で下回るなど減少傾向がみられるものの、学校や児童施設など子ども関連施設で依然としてクラスター(感染者集団)が相次いでいることなどから、31日を期限とする子どもの感染拡大防止重点対策を延長する方向で調整に入った。26日の県感染症対策本部員会議で正式決定する。

 重点対策は、全県民を対象にした基本対策と並行して、家庭での感染対策や子どもに症状がある場合の登園・登校の中止に加え、学校などの施設管理者への換気の徹底などを呼びかけている。幼稚園や保育所、認定こども園に対しては子どものマスク着用について、適切に判断するよう求めている。県は引き続き対策を継続することで、子どもや家庭での感染拡大に歯止めをかけたい考えだ。また県は、新型コロナに感染して県内の医療機関に入院していた性別、年齢非公表の高齢者が4月下旬、90歳以上の女性が今月下旬に亡くなったと発表した。死亡者は計220人となった。

 県内の感染確認は延べ6万2271人。新たに感染が確認された343人の市町村別内訳は、福島市77人、郡山市75人、いわき市62人、会津若松市26人、南相馬市10人、喜多方市9人、白河市、伊達市各8人、須賀川市、小野町各7人、二本松市6人など。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は3人。

 24日現在の入院者数は178人で病床使用率は24%。334人が宿泊療養、3046人が自宅療養している。療養先調整中の171人を合わせた療養者は3729人。同日までに513人の療養を解除した。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況