磐城平城跡公園整備、施設の配置変更 24年度末の完成目指す

 

 いわき市は26日、本丸御殿跡とみられる遺構発見に伴い、計画を見直していた磐城平城本丸跡地で進める「磐城平城・城跡公園(仮称)」の整備について、施設の配置を変更し、10月にも着工、2024年度末の完成を目指す考えを示した。

 体験学習施設など一部施設の建設事業費2億2800万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を6月市議会に提出する。

 同日開いた記者会見で明らかにした。体験学習施設のほか、自然散策ゾーンや遊歩道、展望デッキなどの施設内容は当初の計画通りだが、出土した遺構の保存のため配置を変更した。市は変更内容について地元自治会や文化財関係団体に説明した後、ホームページなどで一般公開する方針。

 市は歴史文化の発信に向け、21年度の完成を目指し城跡公園の整備工事を進めていたが、20年7月に遺構が出土。このため、専門家を交えた委員会で計画見直しを進めてきた。

 本丸跡周辺は今年5月に市指定文化財に指定された。市は県・国史跡への指定も目指している。