玉川、1時間で31ミリの降水量 福島県内で一時大雨

 

 27日の県内は、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で、中通りと浜通りの一部で一時大雨となった。福島地方気象台によると、午後5時50分までの24時間降水量は白河市で58.5ミリ、富岡町で57ミリ、天栄村湯本で56.5ミリ、いわき市平で55.5ミリだった。

 1時間当たりの降水量の最大は玉川村で31ミリ、田村市船引で28.5ミリ、須賀川市長沼で23.5ミリとなり、いずれも5月の観測史上では最大だった。

 県と気象台は同日午後0時26分、いわき市、田村市、平田村、小野町、広野町、楢葉町、川内村、大熊町に対し、避難が必要となる警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報を出した。28日の県内は高気圧に覆われて晴れや曇りとなる見込み。

 東北線など20本運休

 県などのまとめによると、いわき市で約30戸が一時停電となったほか、楢葉町の乙次郎地区などでは土砂災害警戒のため17世帯32人に高齢者等避難が出された。

 鉄道のダイヤも大きく乱れた。JR東日本によると、東北線や水郡線、磐越東線上下線で計20本が運休、4本に最大4時間20分の遅れが発生し、約1900人に影響した。