いわき市、コロナ集中対策期間5月31日終了
いわき市は新型コロナウイルス感染防止の独自の集中対策期間を31日で終了し、これまで実施してきた一部の公共施設の利用時間短縮を平常に戻す。今後は県の子どもの感染拡大防止対策延長に基づき、保護者や施設管理者らへの感染対策を中心に呼びかける。
27日に開いた市対策本部会議で決定した。公共施設では、収容率や対人距離の確保は引き続き実施する。また感染症対応職員を増員する非常時優先業務態勢は継続する。
いわき市の25日現在の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は133.93人で、内田広之市長は感染者は減少傾向にあるとした。ただ、3回目の新型コロナワクチン接種率は25日現在、39歳以下の若い世代で50%を切っていることから、内田市長は週末や夜間の接種会場活用による早期接種を呼びかけた。
基礎疾患者、4回目の接種券6月上旬発送
いわき市は26日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、18~59歳の基礎疾患がある人に対する接種券を6月上旬から発送すると発表した。
市によると、3回目接種が終了した人を対象に順次接種券を送付する。60歳以上の市民については27日に接種券発送を開始しており、30日から接種を始める。
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