ヤングケアラー連携支援、郡山市 庁内の体制強化へ 31日初会合

 

 郡山市は、大人に代わり日常的に家事や家族の世話をする「ヤングケアラー」と呼ばれる子どもの支援に向け、部局を横断した連携体制を強化する。31日に庁内連携会議の初会合を開く方針で、ヤングケアラーへの対応や既存の福祉サービスの組み合わせ方を確認する。

 市役所などで26日に開かれた市総合教育会議で方針を示した。市はヤングケアラーの状況に置かれている子どもたちが家庭や学校などでさまざまな問題に直面している可能性があるため、各部局間で連携し、適切な支援につなげる考えだ。

 初会合では、ヤングケアラーの事例や各部局間で対応する場合の連携の在り方、ヤングケアラーと思われる子どもを早期に発見するための業務の取り組み方などを確認する予定。

 県が実施するヤングケアラーの実態調査に先立ち、郡山市は7月にも小学4年~中学3年生にヤングケアラーに関するパンフレットを配布する方針。児童生徒にヤングケアラーへの気付きや理解を深めてもらい、調査で有効な回答の収集に役立てる。

 またヤングケアラーの早期発見や迅速な支援につなげるため、7月に教育や福祉に携わる職員らを対象にした研修会を開く予定だ。