新嘗祭の献穀米、豊作祈る 三島、小松さん「天のつぶ」田植え

 
「天のつぶ」の苗を手植えする(右から)小松さん、万樹子さん

 秋の宮中行事「新嘗祭(にいなめさい)」の献穀者に選ばれた三島町の農業小松正信さん(71)は30日、献穀する県オリジナル品種「天のつぶ」の田植えに臨んだ。同町から献穀者が選ばれるのは初めてで、小松さんは「献穀田の管理に細心の注意を払い、丹精して栽培していく」と意欲を示した。

 小松さんはコメ作りを主とした農業を営み、同町の水田作付面積の3割に当たる12ヘクタールを作付け。町農業委員や西方農事生産組合長など地域の要職を歴任し、地域農業の振興に貢献している。

 同町西方の水田で行われた御田植祭式には、町や県の関係者が出席。豊作を祈る神事の後、小松さんと妻の万樹子さん(73)、矢沢源成町長、星源昭県会津農林事務所長らが水田に一列に並んで天のつぶの苗を丁寧に手植えした。

 小松さんは、収穫した新米5合を10月下旬に皇居で行われる新嘗祭献穀献納式に納める予定。