息子の上司名乗る電話を信じ...福島の80代女性500万円被害

 

 福島市の80代女性が31日、「息子の上司や医師を名乗る男からの電話を信じ、現金を手渡した」と福島北署に届け出た。女性は自宅を訪れた男に現金500万円を渡しており、同署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。

 同署によると、5月30日午後2時ごろ、女性宅に息子の上司や医師、息子を名乗る男から「息子さんが仕事中に吐血し、救急車で病院に運ばれた」「息子さんが財布と携帯電話をなくした。キャッシュカードが使えなくなり、業者にお金が支払えなくなった」などと複数回にわたり電話があった。「お金を準備できないか」とも言われ、電話の話を信じた女性は金融機関窓口から現金を引き出し、自宅を訪れた上司の息子を名乗る男に封筒に入れた現金を手渡した。

 その後、夜になって息子本人が帰宅し、詐欺の被害に遭ったと気付いたという。31日午前、女性本人が家族に付き添われて同署を訪れ、被害を届け出た。