葛尾村、交通死ゼロ7669日でストップ 4月発見の遺体、事故認定

 

 福島県葛尾村葛尾字小出谷を流れる小出谷川の軽貨物車内から4月、遺体で見つかった南相馬市原町区中太田字堀内、設備業の男性=当時(69)=について双葉署は31日、男性が交通事故で死亡したと発表した。県警は31日付で交通死亡事故と認定、2001(平成13)年5月31日から県内最長となる7669日間続いてきた同村の交通死亡事故ゼロは途切れた。

 同署によると、男性は昨年5月、原発事故の帰還困難区域内の県道50号を走行中、何らかの原因でガードレールを突き破り、約20~30メートル下の崖下に転落したという。ガードレールや軽貨物の損傷状況などから交通死亡事故と判断した。4月25日に「崖下に車のようなものが落ちている」と近くを通った葛尾村職員が双葉署に通報、翌26日に同署員が軽貨物の運転席から男性の遺体を発見した。