夏のボーナス、3年ぶり増加見込み 福島県内民間平均27万6781円

とうほう地域総合研究所が1日発表した県内の今夏のボーナス支給額推計によると、民間企業は1人当たり27万6781円(前年比1.1%増)で3年ぶりの増加を見込む。新型コロナウイルスの影響による企業の業績悪化などで減少が続いたが、今夏は前年からほぼ横ばいとなる予測だ。
一方、官公庁は1人当たり81万9362円(同3.6%減)とした。ボーナスの引き下げを求める人事院勧告を受け、2年連続で減少するとみられる。
総支給額は民間企業が1536億2900万円(前年比1.9%減)、官公庁が376億300万円(同4.6%減)。民間企業は人員整理、官公庁は職員数の減少などが背景にあり、民間企業と官公庁の合計は1912億3200万円(同2.4%減)と3年連続で減少する見通し。
とうほう総研は県の毎月勤労統計調査などからボーナス支給額を推計した。
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